Windows とは異なり、OS X には OS 全体をバックアップドライブにバックアップするための優れたビルトインツールがあります。Windowsにはシステムイメージを作成するオプションがありますが、これはWindows 7の遺物であり、特に完全な復元を行う場合には、ひどく使いにくいものです。
Windowsシステムのバックアップと復元には、サードパーティのクローンユーティリティを使用するのが一番です。幸いなことに、MacではTime Machineを使うだけで、自動バックアップと簡単なリストアの利便性を享受することができます。
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また、オペレーティング・システム全体のリストアだけでなく、個々のファイルやフォルダのリストアにも使用できるので、非常に便利です。
MacをTime Machineにバックアップする
Macのバックアップは、内部または外部で完全に独立したハードディスクに行うのがベストです。ドライブはUSB、FireWire、Thunderboltを使って接続することができます。さらに、Apple File Protocolに対応していれば、ネットワークドライブも使用できます。基本的には、OS Xでディスクが表示されていれば、Time Machineのバックアップとして使用することができます。
まず、「システム環境設定」から「Time Machine」を選択します。
バックアップ・ディスクを選択」をクリックし、Mac OS Time Machineバックアップ用のドライブまたはパーティションを選択します。
バックアップに使用するドライブを選択したら、「ディスクを使用」をクリックします。隣のボックスをチェックすることで、好みに応じてバックアップを暗号化することもできますが、バックアップに時間がかかります。
Back Up Automaticallyにチェックが入っている場合は、数分後に自動的にバックアップの実行が開始されます。
メニューバーにTime Machineを表示する」をチェックすることもできます。 、Mac画面上部の通知バーに戻り、Time Machineアイコン(時計のロゴに反時計回りの矢印)を選択して、「Back Up Now」を選択します。
最後に、Time Machineの画面で「オプション」ボタンをクリックし、バックアップしたくないファイルやフォルダを除外することができます。
これだけです。データの量にもよりますが、バックアップが完了するまでに時間がかかります。私の場合、約400GBのデータを外付けUSBメモリにバックアップすると、約10時間かかりました。ですから、待つ覚悟は必要です。幸いなことに、バックアップがバックグラウンドで行われている間、通常通りコンピュータを使用することができます。
次回の記事では、Time Machineを使ってファイルやフォルダを個別に復元する方法と、システム全体に障害が発生した場合にMac全体を復元する方法について書きます。お楽しみに